国宝 阿修羅立像 / 弥左衛門作

型番 0001
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176,000円(税込)

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アルミ合金 高さ44cm 横25cm 奥行き15cm

これは、奈良時代に造られたものですが、それはあまりにも優しく,誠実・純真な少年そのものであって、これがその昔、手のつけられない暴れ神だったとは想像もできません。阿修羅は、お釈迦さまの話し中に、大衆が感激しそうなところで騒ぎ立てようとその頃を伺いながら、耳を傾けました。ところが、いつの間にかその説法に聞き入ってしまい、自分の役目を忘れて、大衆と一緒になってしまったのです。しかし、他の悪神達は、約束通りに良い頃で騒ぎ出しました。それを聞いた阿修羅は、我を忘れ仲間に向かって「だまれ、うるさい、出て行け」と追い払い進んでお釈迦さまのそばに近づき、心静かに説法を聞きました。その時の顔は、あどけない童子のように晴々と、りりしく、しかも本来の闘争心は皆無となってひたすら仏法を聞く喜びに浸るのでした。                       
この有り難き像を身近に置かれ一隅を照らす光明ともなればなによりと存じます。