東大寺 二月堂 お水取りレリーフ文鎮

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東大寺二月堂  お水取り              
                
東大寺二月堂周辺の寺域は、三月に入るとにわかに活気づきます。           
毎夜、七時になると、つぎつぎと点火された大松明が、登廊を経て二月堂の欄干上に姿を現します。燃え上がる炎、飛び散る火の粉の美しさ、「お水取り」の名で親しまれている二月堂修二会の夜の法会のはじまりです。                                
東大寺は其の長い歴史にあって、二度までもその伽藍の大半が灰燼に帰してしまった時ですら、修二会だけは「不退の行法」として、一千二百有余年のあいだ一度も止むことなく、連綿と今日に至るまで引き継がれてきました。奈良朝以来の伝統的な仏教儀礼を偲ぶことの出来る一大宝庫であると言えます。また、其の時代の国家の安泰や国民の幸福を願うという修二会の主旨そのものから、つねに現代の人々の心のなかに生き続けてきた儀礼であるともいえるでしょう。            

光明ははなはだ盛んに十万を照して 三界の魔王波旬を摧き滅す苦悩を取り除きたまう観世音菩薩 普く一切の大神力を現じたまうなり       
        二月堂修二会お水取りのパンフレット抜粋